なぜ甘い果物を求めるの?資本主義・農家生存競争

低糖質ダイエットを始めてから砂糖を食べなくなった今、物事と社会の動きをあらゆる視点から見るようになった。

砂糖を摂取しなくなるとなんか麻酔状態から解放された気持ちになる。

なんで農家はみんな甘い果物を作るように頑張って品種改良をしているのか。

ふと疑問に思ったことがこれ。

なんでお客さんはみんな甘い甘い果物を求めるのか。

甘いイチゴやりんごやみかん、ももやなしまで、全て果物は甘いを目標として品種改良されている。

それは本当に不思議でしょうがなかった。

なぜみんな甘い果物を求める?

もともと果物は甘くなく、実も大きくなかった。

品種改良される前のバナナの写真がこれ。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8A#/media/File:Inside_a_wild-type_banana.jpg

これは野生種のバナナで品種改良されていない。

種が大きく、実はあまりない。

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Watermelon#/media/File:Pasteques,_extrait_d%27un_tableau_de_Giovanni_Stanchi.jpeg

こちらは17世紀に描かれたスイカの断面。

これも実はかなり少なく種の方が多い。

他の果物もこのように実はあまりなかった。

これが自然の、本来の果物の状態だ。

それが今劇的に変化してしまっている。

考えられる理由は2つ:

  • 資本主義
  • 農家の生存競争

よく社会の仕組みを理解すると必ずしもビジネスというものは人の健康を考えてくれない。

人の健康を犠牲にまでして Capital 利益を生み出すことが目的とされている社会の結果である。

資本主義

資本主義とはサービスや商品という価値を提供する変わりに対価を得る考え。

これはほとんどの国で活用されている考えで社会をよりよく改善していく意味では素晴らしい。

資本主義のおかげでテクノロジーが進み、アップル社のスマートフォンが広まり、人類を次のステップへ進ませる道筋ができている。

ただし全てがいいと必ず言えない。

なぜなら利益のために人の健康を害するビジネスがあるから。「美味しいよ」という仮面をかぶり、みなさんを少しづつ殺している。

またこちらに関しては近い将来触れたいと思うがまずはこの資本主義がどのようにして今回の果物の件と関わっているのかを説明する。

甘い = ドーパミン発動 = また食べたい = 商品が売れ続ける

より甘い = より商品が求められる = より商品を長く売り続ける

この理屈を知った経営者・企業はできるだけ甘い商品を売ろうとする。

だから果物を甘くするように品種改良がどんどん行われている。

農家の生存競争

日本はほとんどの食材を輸入品に頼るようになってきた。

その理由の一つは日本の農家を積極的に守るような仕組みが整っていない。

だから農家は生存のためになんでもする。

品種改良をすることでより甘い果物が作れ、甘くすることでお客さんがもっと喜んでくれるのならばがんばってそうする。

要するに、農家は糖分が多いなどそんなことを気にしていられない状況にまで追い詰められていると思う。

また、果物のブランドのほとんどは「甘い」ことが注目される理由の一つになっていることで農家はそれが正しいと思い込んでいる。

市場やお客様が砂糖中毒になってしまった以上はサービス・商品を提供する側もそれに応えないといけない悪循環になったと考えられる。

果物を甘くすることに対して

果物はより「甘い」ことが正しいという考えを疑問に思ってほしい。

なぜ甘くないといけないのか。

本当に糖分がたくさん入っていればいいのか。

どこかのファストフード店みたいに「美味しいよ」という宣伝で体に与える影響については見て見ぬ振りをすればいいのか。

よく考えてほしい。

年々甘くなっている果物を見てお客さんとしてよく考えてほしい。

ここまで品種改良されて甘い果物を作ることがなぜ重要なのか。

 

糖分摂取に気をつけるようにと注意する医者も言っていることがある。

荒木裕さんの「ガンにならない体」や牧田善二さんの「医者が教える食事術」でもこのことが紹介されています。

それは果物の食べ過ぎや野菜ジュースの飲み過ぎに注意をしろと。

スムージーに注意をしろと。

なぜなら今の果物・野菜が品種改良され甘くなったことで昔であればなにも思わなくてもいい食材までもが全て甘くなっているから。

もともと健康的なイメージのある果物・野菜までもが必要以上の過剰な糖分を含んでいるのが今の現状。

 

どうすればいいのか?

糖質中毒から酔いを覚まし、みんなが品種改良の意味というものをよく議論し合わないとこれからどんどん果物や野菜が甘くなっていき、健康に害をもたらす可能性ができる。

まずは現状を理解し、そこから資本主義の根本を考え直したり、農家支援計画を進めたり、できることはいろいろある。

ただ、糖分がどれだけ危険かというのをみんなが知らないまま何も始まらない。

まずはみんなに伝えよう、「甘いは必要ない」ということを。

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